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インタビュー:酒井 勉先生(博陽会理事長 さがみ中央眼科院長)

Q1 クリニックの特徴について、教えて頂けますか?


対応できる専門分野の網羅性とレベルの高さが特徴と考えています。専門分野は、網膜硝子体、黄斑疾患、ぶどう膜疾患、白内障、涙道疾患、まぶたの疾患、小児の近視、小児眼科など多岐に渡り、それぞれを専門とする医師が揃っています。全てにおいて、診療から治療まで対応しており、手術は全て日帰りが可能です。このようにあらゆる疾患に対して対応できる医療体制は、大学病院に匹敵し、クリニックとしては他にはあまりないのではと自負しています。


また、クリニックでは珍しく、最先端の機器が設置されています。例えば、PDT(光線力学的療法photodynamic therapy)、CanonのS-1、オプトスカルフォルニアI C Gが検査室に設置しており、採用面接で来られる医師には、「こんなに機械が揃っているんですか」と驚かれることが多くあります。もちろん、これらの機器を使いこなし、評価できる医師も揃っています。



Q2 患者様に特に提供したいサービスや価値とは


患者さんが、受付・検査・診察・会計といった一連の流れをスムーズに受けられるようにしています。患者さんの導線を考えて設備を作っているだけでなく、それぞれの担当スタッフが、高いレベルで教育を受けています。これによって、患者さんをできるだけお待たせせず、且つ高いサービスの提供ができていると感じています。



Q3 地域に求められている役割は


患者さん達に、できるだけ『お待たせすることなく』『質の高い医療を提供』することです。この地域の大学病院は、予約がとれたとしても2,3カ月先になることが多くあります。また、診察当日も待ち時間が長いため、1日がかりになってしまうようです。そういった理由から、「質の高い医療をスムーズに受けたい」という願いをもった患者さんが圧倒的に多く、その願望を叶えてあげることが、当院の役割だと考えています。


また、相模原は車社会です。視力が不十分だったり、視界がクリアでなかったりすると、車の運転が難しくなります。つまり、患者さん達の眼を診ることは、市民の安全を守ることにも繋がると考えています。診察の際には、単に眼の症状だけを診るのではなく、「今の症状では、夜間の運転は控えたほうが良さそうですね」「この視力だと運転は心配なので、手術を早めにしたほうが良いですよ」といった、車の運転を考慮した上でのアドバイスもさせて頂いています。



Q4 遠方からの受診もありますか?

はい、遠方から受診頂くこともあります。私は以前、都内の大学病院で勤務していました。その時に知り合った先生方から、「この患者さんを、一度、酒井理事長に診てもらおう」と、当院に紹介して頂くこともあります。大学病院の時の人脈がきっかけで、遠方の医院とも連携ができていることを、有難く思います。



Q5 医師が複数在籍するクリニックの経営において、先生が意識されていることは?


それぞれの医師がもつ専門分野を、当院で最大限に活かしてもらうことです。当院に来られる先生方は、大学病院・市中病院で実績を積まれた方が多くいらっしゃいます。その専門性を当院で存分に発揮して頂くために、先生方のご意見をしっかり聞かせて頂き、当院からも要望を先生にお伝えして、互いに意見のすり合わせを行っています。こうすることで、お互いWIN-WINの関係を取りながら発展していけると考えています。



Q6 スタッフ教育、スタッフに対して心がけている事


患者さんに質の高いサービスを提供するためには、医師だけでなく、院内全てのスタッフの質の高さが大切だと考えています。そこで、スタッフの方々には、採用初期の研修期間で、しっかりと教育を受けて頂いています。そして研修後は、勉強会を行う他、日常的に医師と密なコミュニケーションをとって頂き、気づいた事を医師とスタッフで互いに指摘し合ってもらいます。こうした双方向のコミュニケーションは、医師とスタッフが互いに高めあうために重要です。私の方でも、時々カンファレンスを開き、双方向のコミュニケーションの重要性を伝えています。



Q7 開院当初からこれまで予約がいっぱいですが、その秘訣はありますか?


開業当時も今も、変わらずに基本としているのが、患者さんに誠実な医療を提供するということです。開業当時は、物珍しさで来て頂いた患者さんもいらっしゃるかもしれませんが、継続して受診して頂くためには、やはり誠実な医療が一番大切だと考えています。



Q8 ホームページの効果について、教えて頂けますか?


特に、小児近視とまぶたの治療については、当院のホームページでご覧になって受診される方々が多く、ホームページの効果を実感しています。特に、まぶたの疾患については、近隣でまぶた治療をしている医院が無いため、お困りの患者さんが多いようです。当院のホームページを見て、「この病院はまぶたの治療もしているんだ」と知ってくださり、受診される患者さんが多くいらっしゃいます。


また、患者さん全般として、受診される前に、ホームページで当院について調べられる方が多くいらっしゃいます。当院のホームページには、診察の流れや診療内容がわかりやすく掲載してあるので、患者さんは、それを見て受診され、「やっぱり来てよかった」と満足頂けているようです。ホームページで当院について知って頂き、実際に来て頂き、満足して帰って頂く、といった良い流れが出来ていると感じていますので、DEPOCさんにはホームページの制作・管理でもお世話になっています。




Q9 医師の求人について


専門医をお持ちで、更にご自身の専門を伸ばしたい、手術経験を積みたい、とお考えの先生を、積極的に募集しています。当院は、新しく入られる先生に対してサポート体制が整っておりますので、安心して勤務頂けると思います。


サポート体制の1つ目は、診察体制です。当院の診察室では、医師と患者さんだけではなく、常にクラーク・看護師・介助の方もいます。これらの職員が、診察の流れや地域医療との連携について把握しているため、初めて診察する医師でも、戸惑うことなく対応して頂けます。


2つ目は、専門の医師達によるバックアップです。診察・手術について悩むことがある場合は、当院の専門の医師達にご相談頂けます。わからない部分は聞いて頂きながら、先生自身が徐々にステップアップしていける、当院にはそういった環境が整っています。



Q10 開院して2年が経過しましたが、どのような変化がありましたか?


受診された方、手術された方の良い口コミが多いおかげで、来院される方が増えました。充実した設備・スタッフの接遇・診察での説明のわかりやすさ・手術の迅速さなど、当院で力を入れている部分をお褒め頂いて、大変嬉しく思います。今後も、地域の患者さんに満足頂けるよう、尽力していきたいと思います。



Q11 今後のクリニックの展開や目標


診療内容について、当院では、かなり専門的な診療・治療を行っておりますが、更に新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。例えば、自費診療では、多焦点の眼内レンズや近視の進行抑制などに力を入れていますが、新たにICL(眼内コンタクトレンズ)も始めていく予定です。こういった自費診療をもう少し増やしていけたらと考えています。


医師の求人についても、積極的に行っていく予定です。当院には、最先端の設備があり、各診療分野を専門とする医師達のサポートもあります。また、医師・看護師・視能訓練士・その他のスタッフ達が、互いに高め合える環境でもあるため、来て頂く先生には、スキルやキャリアをステップアップして頂けると思います。院内のスタッフ達と共に高め合いながら、ご自身の専門分野を更に高めていきたい先生方のご応募を、お待ちしております。




【 インタビュー 】酒井 勉先生(博陽会理事長 さがみ中央眼科院長)

【インタビュアー】 梅澤 晃子

【さがみ中央眼科 求人情報】 https://www.depoc-tensyoku.jp/news/2024/news3_12575.html

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