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代表メッセージ
私たちは医療ブランディングを軸に
「医療機関」と「社会」の情報共有を支援します。
現在、医師の地域偏在や診療科偏在が深刻化し、主に地方の病院は窮地に立たされている事は周知の事実かと思います。また、地域医療を支えるクリニックも都市部に集中し過度な競争が起こり、地方では1箇所のクリニックに患者が集中するなど、より問題は深刻化していると感じています。
2004年より現行の医師臨床研修制度が導入され、見えない縛りから、医師は自由に自分の進路を決めていける時代になりました。医局が中心だった医療の考え方が一気に個人へ委譲される形になり、最もマンパワーに頼っている大学病院から人が流出し、本来、医療の中心である大学病院の力はどんどんそぎ落とされています。
大学病院は診療、教育、研究の中心機関ですが、大学病院の経営を考えた際、やはり中心は診療となります。マンパワーが診療中心になっていくと、教育や研究の時間はどうしても削らざるを得ません。教育や研究は、今、成果が出なくても、今後の医療の発展や未来を創っていくものであり、力を入れて行かなければなりません。
また、医師や看護師の人材不足に対して、医療系の人材紹介業者が利用されていますが、人材紹介業のあり方には様々な課題があると考えています。高額な紹介手数料が医療機関の経営を圧迫していること。医療機関と医療従事者のマッチング精度の低さ。専門職である医療従事者の継続的な教育・キャリア形成をどこが担うのか。私たちは医療機関の質向上、そして地域医療格差をなくしていくためには「雇用の質」向上が不可欠であると考え、2020年12月より人材紹介業をスタートさせました。医療機関における人材の課題に向き合いながら、医療機関、医療従事者 双方にメリットのある人材紹介サービスの構築を目指していきます。
戦略なしに集患・人材採用できる時代は終わりました。医療機関自体が主体となって、ブランディングを軸とした集患対策、採用活動を実施する時代が到来しています。弊社が第三者として関わることで、「医療機関」と「社会」をつなぎ、医療機関を中心とした医師や看護師の招聘、大学病院を中心としたネットワーク作り、医療機関のブランディングによる売上向上など、様々なことを行うことが出来ると考えています。
またそれには、同じベクトルを向いている皆様と連携しながら、より良い医療を作れればと考えています。
株式会社DEPOC
代表取締役 安岡 俊雅
代表経歴
1975年⽣まれ。神奈川県相模原市出⾝。
東京農⼯⼤学農学部に⼊学。卒業後、⼩野薬品⼯業株式会社に⼊社。
約8年間MRに従事した後、2006年5⽉に株式会社DEPOCを設⽴。専務取締役就任。
⼀般企業・医療機関のデザイン・広告、医学会の運営をメインとした事業を展開。
2019年6⽉、事業を医療中⼼に舵を切るタイミングで、株式会社DEPOC代表取締役に就任。
一児のパパとしても活躍しています。
麻酔科医の妻と子育てに奮闘中。プライベートでも女性医師の働き方について、毎晩ディスカッションしています。
趣味のゴルフも最近は子育てに変わり、休日は家族と過ごしています。